【VOL.3】 鈴木 由衣 Suzuki Yui × 里田 如 Satoda Yuki

展示概要

第三回目となる今回は、甲賀市信楽で制作を続ける鈴木由衣と東近江市の能登川作業所に所属する里田如、2人の作家を取り上げます。
日常のふとした感覚や出来事を題材に絵画と陶器を行き来して制作を行う鈴木と、紙を細かく刻んで散らす独自の造形作品を生み出す里田。
どことなく幻想的で色彩豊かな両者の創作は、「滋賀に生きる造形」の新たな表情を見せてくれるのではないでしょうか。

休館日 毎週月曜日（ただし祝日の場合には開館し、翌日火曜日休館）

 

 

作家プロフィール

鈴木 由衣 Suzuki Yui

1985年　愛知県生まれ
2011年　愛知県立芸術大学 博士課程前期 油画·版画領域 研修科 修了

大学で絵画を学んだ後、2011年より滋賀県立陶芸の森のアーティスト・イン・ レジデンスに滞在し、やきものの制作を始。日常のふとした感覚や出来事を題材に、絵画と陶器を行き来しながら制作を行う。

 

里田 如 Satoda Yuki

1994年　滋賀県生まれ
2013年　滋賀県立八日市養護学校卒業 能登川作業所入所

能登川作業所に入所後、本格的に創作 活動を開始。紙を1mm角にまで細かく刻み、糊をのせた台紙の上に積み上げるように紙片を散らして乾かすという工程を繰り返すことで、作品には独特な色の濃淡と奥行きが生まれる。